松山市の土砂崩れ 土のうの設置完了【愛媛】
松山市で発生した土砂崩れで、二次被害を防止するため先月末から行われていた土のうの設置作業がきょう、完了しました。
先月12日に松山市緑町で発生した土砂崩れを受け県は、先月30日から落石や小規模な崩壊に備えようと土のうの設置作業を進めていました。
崩壊した斜面のふもとには、1袋およそ2トンの土のう490個が積み上げられ、きょう、作業が完了しました。
県土木部河川港湾局の村上雅彦局長は「応急復旧工事が完成したらある程度の安全性は確保できると思う。応急復旧工事が終わると本格的な工事の設計も進めていくが、できるだけ早い完成を目指したい」と話していました。
今後は、松山市が雨による斜面の浸食を防ぐため、保護シートを設置していく作業を進めていくということで、早ければ週明けにも工事が始まる予定だということです。