12月から230円に値上げ 路面電車の運賃 最大20% 利用客減少や電気代が高騰 札幌市
札幌市内を走る路面電車の運賃について、運行する札幌市交通事業振興公社は12月から値上げすることを発表しました。
北海道運輸局は16日、札幌市交通事業振興公社が申請していた12月からの路面電車の運賃値上げを正式に認可しました。
運賃は、大人が200円から230円に、子どもが100円から120円と、15%から20%の値上げとなります。
また、定期券も1か月の通勤(路面電車単独)が、8190円から8690円になるなど1%から6.2%値上げされます。
札幌市交通事業振興公社によりますと、昨年度の1日の利用客が、当初の見込みより約5%少ない2万4000人程度にとどまったことや、電気代高騰による経営の圧迫がおもな理由だということです。
運賃の値上げは2017年4月以来となります。