【コンサドーレ】 耐えに耐えた死闘、首位相手に「意地の勝ち点1」
リーグ戦も残り8試合。
J1残留に向けて、何としても勝ち点を積み重ねたい札幌は、敵地で首位・町田と対戦。
開始早々、その町田がコンサドーレゴールを脅かします。
前半9分、相手FWのオセフン選手にボールを運ばれてシュート。
更に15分には右サイドからペナルティエリア内に進入され、藤本選手に決定的なシュートを放たれますが、GK菅野選手がしっかりブロック。
先制点は許しません。
すると徐々にリズムを作り始めたコンサドーレ。
前半25分、右サイドの近藤選手が持ち込み、中央の青木選手がダイレクトででミドルシュート!惜しくも相手キーパーに阻まれゴールとはならず、
試合はスコアレスのまま後半へと折り返します。
後半6分、札幌は宮澤選手に代わり、右膝の大ケガから復帰した深井一希選手を投入。去年の9月23日以来、実に364日ぶりのリーグ戦のピッチに立ちます。
すると後半23分でした。
左サイドから中央でボールを受けた深井選手が、その右足でミドルシュート!積極的にゴールを狙い、チームを勢いづけます。
更に36分には、途中交代の菅選手が右サイドから中に切り込み、
得意の左足でのシュートを放つものの、惜しくもキーパー正面。
得点とはなりません。
試合は両者譲らず、無得点のまま終盤へ。
後半42分、負傷したゴールキーパーの菅野選手に代わり、児玉選手が出場。
児玉選手にとっては、これが記念すべきJ1デビュー戦。
思わぬ形での出場となりましたが、冷静にプレーしゴール前を死守します。
後半アディショナルタイムには、
町田のセットプレーから怒涛の波状攻撃を受けますが、集中を切らさずチーム全員で体を張って耐え続けると、アディショナルタイムは12分台に突入。町田のコーナーキックの場面。
相手のヘディングシュートは、ポストに救われ、間一髪でゴールならず!
相手の猛攻に、最後まで全員で耐え続けたコンサドーレ。
首位相手に、意地の勝ち点1を掴み取りました。