気象予報士が営むユニークなカフェ オーナーが第二の人生で目指した理想のカフェとは《新潟》

強烈寒波の襲来で気になるのが天気予報。新潟市西区では気象予報士が営むユニークなカフェが話題となっています。
新潟市西区の大野小学校の近くにある「望雲舎Blue Norther coffee(ぼううんしゃブルーノーザーコーヒー)」です。
築年数が経った建物をリフォームしカフェにしたという店内。中に入ると、ボードに貼られているのは取材した日の天気図です。 気象予報士のオーナーらしくその日の天気図を店内で掲出しています。
店内を見ていくと気になることが……。イスやテーブルがどの席も全部デザインが異なっています。なぜ違うのか聞いてみると……。
【気象予報士でカフェのオーナー 皆川和也さん】
「あえて統一感っていいますか、同じセットっていうことにしなくて、古いものっていう感じでこの店をイメージしました」
Q)ちょっと長い店名「ブルーノーザーコーヒー」ですが、ブルーノーザーとはお天気に関係ある言葉ですか?
【皆川和也さん】
「ブルーノーザーというのはアメリカ南部、テキサスの方で秋から冬に強い寒冷前線が来て寒い北極からの寒気が来るんですけどもそれをこう呼んでいます」
やはり店名にも天気に関する言葉が入っていました。
2022年の秋にオープンし3年目を迎えたばかりというカフェ。オーナーの皆川さんはなぜカフェを始めたのでしょうか。
【皆川和也さん】
「公務員をしていまして、定年してここを始めました」
気象予報士の資格は試験が始まった初期の頃、30年以上前に取得したといい、いわゆる第二の人生でカフェをオープンしたということです。
ホットコーヒーは全て、皆川さんが焙煎しているということです。苦すぎず、酸味も強すぎず、飲みやすいコーヒーを提供したいといいます。また、たっぷり飲めるようにとかなり大きめのカップで提供されているのも特徴です。
【皆川和也さん】
「十分満足いただけるような量をお出ししたいと思いまして、この大きさにしております」
大きなカップもゆっくり時間を過ごしてほしいという皆川さんの願いが込められているのだといいます。