1100年以上前から伝わる「神舞」始まる 大分県国東市から山口県の島に神楽を奉納 8年ぶりの開催
大分県国東市から海を渡り山口県の島で神楽を奉納する祭り、「神舞」が16日から始まりました。
祭りの開催は8年ぶりです。
「神舞」は1100年以上前、現在の国東市国見町伊美地区に住んでいた人々が嵐で山口県の祝島に漂着した際に手厚くもてなされたことがきっかけで始まったとされています。
祭りは4年に1回行われていますが、前回2020年は新型コロナの影響で中止となり、今回が8年ぶりの開催です。
16日朝は伊美別宮社で神事が行われた後、神職などがご神体とともに大漁旗に彩られた船に乗り込み、およそ50キロ先の祝島を目指して出発しました。
一行は祝島で神楽を奉納するなどして、18日に出港し、その日の夕方、伊美別宮社に帰ってくる予定です。