大雨での橋の被災受け 県が緊急点検 結果「6つの橋で軽微な異常」 緊急の対策の必要はなし
6月末からの大雨の影響で大分県日田市の橋が被災したことを受けて、県は橋の緊急点検を行い、3日結果を公表しました。
緊急に対策が必要な橋は見つからなかったということです。
日田市の国道386号で花月川にかかる三郎丸橋は、6月末からの大雨の影響で橋脚が傾き、現在も通行止めとなっています。
これを受け、県は7月から8月末にかけて、県が管理する橋のうち河川の中に橋脚がある571か所の緊急点検を進めてきました。
その結果が3日公表されました。6つの橋に小さな異常が見つかったものの、いずれも緊急で対策が必要なものではないということです。
このうち新たに異常が見つかったのは、日田市天ヶ瀬町の高釣橋や宇佐市の佐田橋など4つで、2024年度中に補修工事を実施する予定だということです。
竹田市の神原橋と日田市の後藤橋は、定期点検ですでに対策が必要と判明していて、2024年度中の補修工事が予定されています。