長野市中心部 大型商業施設「旧アゲイン跡地」大規模マンション建設へ安全祈願 15階建て267戸 人口増に期待 完成は再来年の12月下旬の予定
長野市中心部で2022年に閉館した大型商業施設、againの跡地に建設される大規模マンション。
30日は工事の安全を願って、現地で神事が行われました。
JR長野駅から歩いて4分ほどの距離にある長野市北石堂町の旧アゲイン跡地。
不動産大手の「東京建物」と穴吹興産が土地・建物を取得し、大規模マンションの建設が決まっています。
工事の安全を祈願して、神事が行われました。
2022年に閉館したアゲイン。解体工事に時間がかかり、マンションの着工は1年以上遅れて今月6日になりました。
マンションは高さおよそ48メートルの15階建て。3LDKを中心に「267戸」が販売され、1階部分には2つの店舗が入る予定です。
神事には地元の区長たちも招かれました。
北石堂町区長 小林 忍さん
「大勢の方がこの北石堂町に住むことになるので、ますますの街の発展が期待されると思う」
長野市街地ではここ数年、大規模マンションの建設計画が相次いでいます。
JR長野駅・善光寺口近くの末広町交差点から北東のエリアには、市などが計画を進めるタワーマンションが建設される予定です。
アゲイン跡地を開発する「東京建物」はこのエリアについて、利便性の良さから地元だけでなく、首都圏などに住む長野県出身者などの需要も見込めるとしています。
今後予想される人口の増加に周辺に住む人は…
周辺住民
「本当に子どもが増えてほしいです。学校の子どもが少ないので、マンションが来てくれると必然的にそういうご家庭が増えて、子供が増えるかなと思う」
マンションの販売開始は今年の12月ごろ、完成は再来年の12月下旬の予定となっています。