3月3日は桃の節句「ひな祭り」山形市の和菓子店賑わう 桜餅は通常の6倍300個を用意 蔵座敷では伝統のひな人形を展示
3月3日は、桃の節句「ひな祭り」です。山形市の和菓子店は、ひな菓子を買い求める人でにぎわいました。
山形市の「乃し梅本舗 佐藤屋本店」では、桜餅やひなあられといったひな菓子を先月から販売しています。
ひな祭り当日は桜餅をいつもの6倍にあたる300個用意。子どもたちの健やかな成長を願って店には、ひな菓子を買い求める人が次々と訪れました。
買い物客は
「娘が遠くにいるがおひな様を飾っている。娘は30歳近いが。向こうで元気でやってもらえればと思って」
一方、店舗の隣にある蔵座敷では、佐藤屋に代々受け継がれてきたひな人形の一般公開が始まりました。豪華な衣装が特徴で江戸末期のものとされる古今雛や昭和30年代のもので可愛らしい童顔が印象的な木目込み人形など時代の流行を反映した雛飾りが展示されています。
佐藤屋のひな人形の展示は、今月の土日と祝日、旧暦の節句にあたる来月3日に行われます。