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自民党総裁選告示まで1週間 山形県連「特定の候補を指示する予定はない」自主投票の方針

2024年9月5日 18:35
自民党総裁選告示まで1週間 山形県連「特定の候補を指示する予定はない」自主投票の方針

自民党の総裁選挙の告示まで1週間です。現総裁の岸田総理が出馬しない方針を決め、立候補者は過去最多となる公算が大きくなっています。日本の次のかじ取りは誰が担うのかー、水面下の戦いが始まっています。

自民党の総裁選には今のところ、ご覧の11人が出馬する可能性があります。
過去に行われた総裁選で立候補者数が最も多かったのは5人で、今回はこれを上回る公算が大きくなっています。
このうち、現時点で出馬を表明しているのは小林鷹之前経済安全保障担当大臣、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル大臣、林芳正官房長官、茂木敏充幹事長の5人となっています。
また、小泉進次郎元環境大臣や高市早苗経済安全保障担当大臣が近く出馬表明を予定しているほか、上川陽子外務大臣ら4人も出馬に意欲を示しています。
裏金問題などを巡って、自民党への「逆風」が依然として強い中、今回の総裁選では、党の刷新に向けた取り組みをどのように進めていくかや経済や安全保障政策などが争点になっています。
ところで、今回の総裁選で投票する権利があるのは、自民党の国会議員と全国の自民党員・党友です。国会議員による1人1票のいわゆる「議員票」の367票と、全国の党員・党友の投票数を基に各候補に割り振られるいわゆる「党員票」の367票があり、合計734票のうち、過半数を獲得した候補者が当選となります。
過半数を獲得した候補者がいない場合は、上位2人による決選投票となり、国会議員票367票と、各都道府県連に1票ずつ割り振られたいわゆる「地方票」の47票で勝敗を決します。
自民党総裁選は9月12日に告示され、27日に投開票が行われます。
自民党県連の対応について森谷仙一郎幹事長は「特定の候補を支持する予定はない」とした上で、県内の党員・党友は「自主投票」とする方針です。
また、決戦投票となった場合は「各候補の政策を見た上で決選投票での対応などを検討したい」と話しています。