新人同士の一騎打ちの遊佐町長選・松永氏が初当選(山形県)
2人の新人による一騎打ちの選挙戦となった山形県の遊佐町長選挙は24日、投開票が行われ、新人の松永裕美さんがおよそ1400票の差で
勝利し、初当選を果たしました。
松永氏
「まず最初にやっていきたいところは高齢化が進んだ遊佐町での高齢者の足(交通手段)の確保です。
困っている人が困っているときは助け合えるような温かいまちにしていきたい」
前の町長の死去に伴い行われた今回の遊佐町長選挙は、2人の新人による一騎打ちとなりました。
開票結果は新人で前の町議の松永裕美さん(57)が4489票を獲得し、同じく新人で前の町議の斎藤武さん(49)に
およそ1400票差をつけて勝利、初当選しました。
初当選を果たした松永裕美さんは、前町長の路線を継承するとして、小学生の英語教育の充実や農産物の魅力発信の強化、
町の災害対応力の向上などを公約に掲げ訴えました。
一方、投票率は69・87パーセントで、前回選挙戦となった11年前(2013年)の数値を4・76ポイント上回りました。
松永さんの新町長としての任期は、24日から4年間です。※任期2024年3月24日から2028年3月23日まで