前町長の死去にともなう遊佐町長選挙19日に告示 出馬表明の新人2人が公開討論会で訴え
前の時田博機町長の死去に伴う遊佐町長選挙が、19日に告示されます。
出馬を表明している新人2人が15日に公開討論会に臨み、それぞれの政策を訴えました。
遊佐町長選に立候補を表明しているのは、ともに新人で前の遊佐町議の斎藤武さん(49)と、松永裕美さん(57)の2人です。これまでのところ2人の他に出馬の動きはなく、一騎打ちとなる公算が大きくなっています。
11年ぶりの選挙戦が確実となるなか、先週末、立候補予定者2人による公開討論会が開かれました。
約120人の町民を前に子育て環境など4つの町政の課題について意見を交わしました。
斎藤武さん「小学校の統合によって学童保育のニーズが広域化しているこの課題にはきちんと応えないといけないそれから小中学校の給食費の無償化これも当然成し遂げないといけない」
松永裕美さん「出産というステージ以外においてもたとえば大学や専門学校への進学においても教育ローンを無利子で実施するといった負担軽減を考えていきたい」
ことし1月に事業者の公募が始まった遊佐沖への洋上風力発電の導入についてはー。
斎藤武さん「二酸化炭素の削減に洋上風力発電が寄与する可能性は十分にある町民の生活と洋上風力発電調和を取りつつ進めるというところに尽きる」
松永裕美さん「洋上風力発電事業のことを考えるときに大切だと考えていることは遊佐町のためになるようにということそのために洋上風力発電の事業者に対してはしっかりと対話の機会を求めていく」
遊佐町の町長選挙は19日に告示され、3月24日に投開票が行われます。18日現在の遊佐町の有権者数は1万980人です。