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「街全体を一つに」直木賞作家・今村翔吾さんが新庄市のオリジナルダンスをプロデュース

2024年7月15日 18:34
「街全体を一つに」直木賞作家・今村翔吾さんが新庄市のオリジナルダンスをプロデュース

江戸時代に新庄藩が開かれて来年400年を迎えるのを記念し、新庄市は市民オリジナルのダンスの披露を計画しています。プロデューサーを務めるのは、直木賞作家の今村翔吾さん。15日、説明会が開かれました。

作家の今村翔吾さんは京都府出身で、新庄藩を舞台にした小説がデビュー作だった縁で新庄市の観光大使も務めています。新庄市が来年開府400年を迎えるのにあたり記念事業の一環として、今村さんがプロデュースするオリジナルのダンスが披露されることとなりました。

今村翔吾さん「元々ダンスの先生だった。小説家になってからはそういう仕事は断っていた。今回、新庄開府400年ということで、若者たちが頑張っているのを大人たちが応援する方が街全体が一つになれるのでは思って新庄のためだったらということでダンスを提案した」

15日は説明会が市内で開かれ、プロジェクトへの参加を考えている地元の子どもたちなどが参加しました。プロジェクトの趣旨がスタッフから説明された後、ダンスが披露されました。

今村翔吾さん「新庄の火消しを主人公にした(自身の)小説の世界観。最後は市民の人たちが見ていて涙が出てくるような踊りにしたいと思っている」

子どもたちはスタッフの指導の下、ダンスに挑戦しました。ダンサーには、地元小、中、高校生およそ80人が参加する予定で、来年9月28日の開府400年記念イベントなどで披露されます。