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コンセプトは「子どもが遊べるリゾート」 22日にオープン 天童市の旧舞鶴荘にかわるホテル

2024年12月20日 18:08
コンセプトは「子どもが遊べるリゾート」 22日にオープン 天童市の旧舞鶴荘にかわるホテル

経営不振で破産した天童市の温泉旅館「舞鶴荘」の土地と建物を引き継いだ東京の会社が、施設をリニューアルし22日、リゾートホテルとしてオープンさせます。コンセプトは「子どもが遊べるリゾート」です。

「天童グランドホテル舞鶴荘」は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で資金繰りが悪化し、ことし10月、およそ25億円の負債を抱えて破産しました。ホテルの土地と建物は、宿泊事業などを展開する東京都の「NSグループ」が、競売で4億6230万円で落札し改装工事を進めてきました。
新たなホテルは、NSグループの会社「感動ホテルズ」が運営する「ホテルアンダの森山形天童店」として22日オープンします。

小坂憲央アナウンサー「こちらフロントです。正面には車やバイクが展示されてあったり恐竜のぬいぐるみ、更にその奥にはリアルな恐竜。既にユニークな雰囲気が漂っています」

「感動ホテルズ」は、静岡県の伊豆などで様々なコンセプトのリゾートホテルを経営しています。9つ目のホテルとなる天童市では「子どもが遊べるリゾート」を柱に据えてサービスを展開することにしています。

NSグループ吉川慶さん「子どもたちの遊び場乗り物広場この電動バイクとか乗り物が好評」

かつての宴会場は、子どもの遊び場として生まれ変わり、こちらは、10万個のボールプールの中で遊べるアスレチック広場になりました。隣にはゲームコーナーが設けられています。

NSグループ吉川慶さん「ここはお金を入れなくて無料で使えるようにしている」(無料?)「無料です」
小坂アナ「懐かしいビデオゲーム。これはもしかするとお子さんよりも親世代が懐かしい」「このままでいいですか?」「畳敷きで卓球台が大きすぎません?」「羽子板こえている」

こちらは、4つの卓球台を合わせて1つにすることで、家族やグループ客が同時に楽しめるようにしました。

また、敷地内の至るところに恐竜が設置されています。

吉川さん「子どもが好きなのは恐竜。男の子も女の子もみんな含めて」

現在、宿泊できる部屋は55部屋で、子どもが喜ぶような工夫が施されています。

吉川さん「こちらは楽しそうなお部屋ですね。お子様が喜ぶ2段ベッドのルーム奥には滑り台とかハンモック」

このほか、新たに貸切風呂が7つ作られ、それぞれに異なる恐竜を配置しました。

小坂アナ「窓の外ティラノサウルスがいます」
吉川さん「子どもたちがこの中でも喜べるように」

NSグループ吉川慶さん「子どもたちがとにかく喜んで1日中ホテルの中で遊べるホテルをコンセプトにしている」

ホテルはすでに宿泊の受付が始まっていて、年末を中心に宮城県や県内から予約が入り始めているということです。

最終更新日:2024年12月20日 20:18