県は新年度に向けた職員の人事異動を21日、内示しました。屋内スケート施設の整備やデジタル化推進など県の重要施策を担う新たなポストが設けられたほか、女性職員の登用を進め、課長級以上の女性職員は人数・割合ともに過去最高となりました。


吉村知事「未来を見据え安全安心を土台に県民誰もが個性や能力を発揮でき、将来にわたって地域の活力が持続する県づくりを力強く推進していく」

知事部局の新年度の異動規模は、今年度より15人少ない1569人です。今回の人事異動では、県政の重要課題について調整・舵取りを担う「みらい企画創造部」の体制を強化します。
屋内スケート施設や新県立博物館の整備などの県の重要施策について、部局を越えた連携をして具体的な検討や企画立案を行う「重要プロジェクト等推進監」を新たに設置します。
また、デジタル化の推進などに中心的に取り組む「総合発展計画・DX推進監」も部内に新設します。


農林水産部長に初めて女性職員が抜擢されるなど女性職員のさらなる活躍を意識した人事となりました。

吉村知事「社会人口が男性と女性ほぼ半々両方の視点を反映させて県民みんなが幸せに生きていける県づくりを進めていきたい」

課長級以上の女性職員の数は今年度に比べ10人増えて94人で、割合は22％に上り、人数、割合ともに過去最高となりました。