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「外内島キュウリ」「早田ウリ」鶴岡市の在来作物の生産者が交流会 鳥獣被害の増加の課題も

2024年6月11日 17:38
「外内島キュウリ」「早田ウリ」鶴岡市の在来作物の生産者が交流会 鳥獣被害の増加の課題も

鶴岡市に古くから伝わる「在来作物」を後世に受け継ぐことを目的にした生産者の交流会が11日、初めて開かれました。

スーパーなどで売られている一般的なキュウリよりも一回り大きい「外内島キュウリ」やメロンのようなほのかな甘みとみずみずしさが特徴の「早田ウリ」。鶴岡市には地域に伝承している在来作物が60種類あります。
最近は生産者の減少とともに生産量も減り、伝承が危ぶまれる品種もあります。
こうした生産者が直面している課題を解決しお互いのつながりをつくるために交流会は開かれました。
11日は外内島キュウリや早田ウリなど8品目の在来作物を生産している19人が集まり、情報交換しました。会では大量生産することが難しいことや形や大きさが揃わないため市場に卸せないという生産者が抱える課題のほかー

外内島キュウリの生産者「特に最近は鳥獣被害がやっぱり行政も絡んで対策しないとサルのためにつくっているのかイノシシのためにつくっているのか分からなくなってくるので収穫できるところまでしたいので」

鳥獣被害が増えていることも課題として上がりました。交流会は今後も開かれ生産者から上げられた課題をもとに流通関係者や鳥獣対策の専門家などを招いて意見を交換し解決を目指します。