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酒田市の中心部に移住者向けのシェアハウスオープン 1階にはクラファンでレストラン復活

2024年11月26日 17:33
酒田市の中心部に移住者向けのシェアハウスオープン 1階にはクラファンでレストラン復活

酒田市の中心市街地にあった空き店舗が移住者向けのシェアハウスとなって26日、オープンし、関係者が新たな門出を祝いました。

「ブランニュースペースなかまち」は、酒田市役所近くの3年前に閉店した「五郎兵衛食堂」を改装したものです。およそ4千万円をかけて、レストランなどの商業施設と、主に県外から移住した女性向けの居住スペースを兼ね備えたシェア施設に生まれ変わりました。
酒田市の矢口明子市長ら関係者がテープカットしオープンを祝いました。

TOCHiTO代表事業者西村修さん「町なかには空き店舗や空き家がずいぶん増えてきましたので今後も2つ目3つ目の同様の施設の展開を移住者の皆様と協力しながら図ってまいりたい」

1階は居住者が共同で使うダイニングキッチンとリビング、それに風呂場やトイレなどが設けられました。また2階には居住者が生活する9・5畳から7・5畳までサイズ違いで3部屋が用意されました。2階の一部には宴会場などのスペースを活用したシェアオフィスが、最大43畳まで5部屋が準備されました。さらに1階の60畳のスペースに、酒田フレンチ発祥の店レストラン「欅」がクラウドファンディングを活用して復活しました。

欅グランシェフ佐藤聡さん「欅というレストランがこれだけのお客様に愛されているんだなと今回初めて知りましたし、だからこそ昔の欅の料理をまた楽しんで頂けるようなお店にしていきたいなと思っています」

レストラン「欅」は、12月1日にオープンする予定です。またシェアハウスやシェアオフィスは、既に入居希望者から問い合わせもあり新年早々にも入居が始まる予定だということです。

最終更新日:2024年11月26日 19:20