100キロ以上離れた発電所を点検 遠隔操作ドローンの実証実験 山梨県
山間地域に点在する水力発電所の管理にドローンが活躍です。18日、100キロ以上離れた発電所の点検を遠隔操作のドローンで行う実証実験が公開されました。
県が運営する水力発電所は多くが山間部にあり、月1回行う点検が大きな負担となっています。
中でも、特に南アルプス市の野呂川発電所は監視を行っている、甲斐市内の施設から片道2時間かかる上、災害で道路が寸断されれば点検できなかったといいます。
実験では、ドローンを遠隔操作し、ドローンから送られてくる映像を使って点検するということです。
ドローンを使った点検では配管や配電盤に異常がないかを確認し、異常があれば改めて人の目で確認に行きます。県の担当者によりますと、ドローンの導入で業務が2分の1から3分の1ほどに効率化されるということです。