SNS型投資詐欺相次ぐ 男女2人が計1800万円被害 暗号資産の投資持ちかけられ 山梨県
SNSを通じて暗号資産での投資を持ちかける「SNS型投資詐欺」の被害が相次ぎ、山梨県内の男女2人が計約1800万円相当の暗号資産をだまし取られました。
被害にあったのは北杜市の40代の男性会社員と南アルプス市の30代の個人事業主の女性です。
県警によりますと、2人はいずれも外国籍の男性をよそおった人物からSNSのダイレクトメールを通じて、暗号資産での投資を持ちかけられました。
相手に指示されるまま、指定された投資用アプリを使って暗号資産を送金すると、「利益が増えている」などと伝えられたということです。
その後、出金の手続きをしようとしたところ、手数料を求められたり、「不正送金でアカウントが凍結された」などと言われ、暗号資産を送金したということです。
被害額は男性会社員が1112万円、個人事業主の女性が766万円に上ります。
警察はSNS上の広告バナーをタップし、著名人や自称・投資家をかたる人物が主催するグループに招待されることから始まり、現金や暗号資産を送金するよう求められる「SNS型投資詐欺」に注意を呼びかけています。