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冨田せな“涙の銅メダル”「まさかだったので、すごいうれしい」女子ハーフパイプ日本初の快挙

2022年2月10日 14:51
冨田せな“涙の銅メダル”「まさかだったので、すごいうれしい」女子ハーフパイプ日本初の快挙
スノーボード・女子ハーフパイプで日本初の銅メダルを獲得した冨田せな選手 (写真:AFP/アフロ)
北京五輪・大会7日目(2月10日)スノーボード・女子ハーフパイプ決勝

冨田せな選手(22)がこの種目、日本初となる銅メダルを獲得しました。

2回目のランでは、冒頭で『フロントサイド900』を決めると、最後のエアに大技『フロントサイド1080』に成功。88.25点を獲得して3位に入りました。

その後、「1回目、2回目確実に決めて3回目もっと攻められたらいいなと思っていた」と話した冨田選手は、最後の3回目、1つ目のエアに大技『フロントサイド1080』に果敢に挑みましたが、着地に失敗しました。

冨田選手は日本人初の銅メダル獲得について、「すごいうれしくて、驚いています」と話し、表彰式では感極まり涙を流す場面も。

その姿を共に切磋琢磨してきた妹・冨田るき選手も泣きながら祝福していました。

競技後、冨田せな選手は「るきが1回目、2回目こけちゃったのもあってちょっと落ち込んでいるのかなと思って声かけにいった」と姉妹の絆を感じるエピソードを明かしました。

◆以下、冨田せな選手の主なコメント

――この種目、日本人初のメダリストとなりました。

「すごいうれしくて、驚いています」

――1回目、2回目と素晴らしい滑りでしたが、どうでしたか?

「1回目、2回目確実に決めて3回目もっと攻められたらいいなと思っていたので、そういうふうにできたので良かったなと思います」

――良い滑りができた要因は?

「調子良かったのもあるんですけど、こうやって1回目から決められたのはすごい大きいのかなと思います」

――メダル獲得した思いは誰に一番伝えたいですか?

「本当にここまで来るまでたくさんの人に支えてもらったので、たくさんの方に感謝を伝えられたらいいなと思います」

――滑り終わった後、妹のるき選手が駆け寄ってきましたが、どんな言葉をかけられましたか?

「るきが1回目、2回目こけちゃったのもあってちょっと落ち込んでいるのかなと思って声かけにいったんですけど、意外と前向きに『次、頑張る』というふうに言っていたので、最後3回目決められて私もすごいうれしかったし、もっとせなも攻めようって思えたので良かったと思います」

――出し切った銅メダルでしたか?

「練習してきたことはやりきったかなと思います」

――表彰台ではグッときていましたが、どんな思いがこみ上げてきましたか?

「びっくりしたのもあって、よくわからない状態だったんですけど、まさかだったのですごいうれしいです」

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