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右手骨折のG坂本 ギプス姿でリハビリ開始

2021年5月12日 18:58
右手骨折のG坂本 ギプス姿でリハビリ開始

右手親指を骨折し、1軍登録を抹消されていた巨人のキャプテン、坂本勇人選手(32)が12日、ジャイアンツ球場でリハビリを行いました。

坂本選手は9日の巨人対ヤクルトの試合中、牽制で一塁に帰塁した際に指を負傷。右手母指(親指)末節骨の骨折と診断され、10日に1軍登録を抹消されていました。

12日はケガ後初めて、ジャイアンツ球場の室内練習場に登場。その右手には、親指全体を覆うように大きなギプスが。坂本選手は、右手をあまり振らないようにしながら軽いランニングを行うと、その後も左手のみを使い、ノックとバッティングを行いました。

ノック中も、右手にボールが当たらないようにしながら左手でボールをキャッチすると、そのままグラブを付けた左手で、ノックを打つトレーナーへ器用にボールを返球。最後は下半身のトレーニングとストレッチを行い、笑顔も見られ、終始明るい雰囲気の中、約1時間体を動かしました。

チームは、キャプテン坂本選手だけでなく、エースの菅野智之選手も離脱中という厳しい状況。それでも11日の試合では、坂本選手に代わりショートに入った吉川尚輝選手がホームランを放つなど、チーム一丸となり戦っています。頼もしい若手たちにチームを任せて、キャプテンは復帰へ向けて着実に歩を進めます。