巨人坂本 ショートで最多1778試合出場
16日、DeNA対巨人の試合が横浜スタジアムで行われ、巨人の坂本勇人選手が2番・ショートで先発出場。坂本選手はこの試合でショートとしての通算出場数が1778試合となり、この日出場がなかったロッテの鳥谷敬選手を上回り、プロ野球最多記録を更新しました。
大記録を打ち立てた坂本選手はこの日も絶好調。初回の第1打席こそライトフライに倒れたものの、第2打席はチャンスを広げるセンター前ヒット。
そして先頭打者で迎えた5回の第3打席は、甘く入った初球を見逃さず、軽々とスタンドへ。貴重な追加点となる第2号ソロホームランを放ちました。
第4打席はフォアボール、第5打席にもツーベースヒットを放ち、この日4打数3安打の大活躍。チームの大量得点に大きく貢献しました。
32歳で大記録に到達した坂本選手。高卒で巨人に入団し、19歳のプロ2年目にショートのレギュラーを掴むと、そこから15年目の今季までレギュラーに君臨し続けています。
それでも本人は、「トレーナーさんや裏方さんのおかげで今の自分があります。この成績をもっと伸ばせるように精いっぱい頑張ります」と真っ先に周りの人たちへの感謝を口にしました。
またこの日は、15日の東京ドームでの試合に続き、侍ジャパンの稲葉監督が試合を視察。15日の試合後には、「精神的支柱はジャパンでも大事ですし、経験をたくさん積んでいる選手は貴重。このまま順調にいけば、というね」と坂本選手への期待を口にすると、坂本選手自身も、「開催されると決まってから、ずっと出たいと思っていましたし、そのタイミングで自分が現役選手でいられるのはすごくありがたい」と出場へ意気込みを語りました。
キャプテンとしてチームを引っ張り、夏には精神的支柱として侍ジャパンを導けるか。出場記録を更新し続ける充実のシーズンが続きます。