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山本由伸「配球面のアドバイスもらいました」学び生かし2勝目 防御率も3.54に改善

2024年4月26日 12:15
山本由伸「配球面のアドバイスもらいました」学び生かし2勝目 防御率も3.54に改善
山本由伸投手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
MLB ドジャース 2-1 ナショナルズ(日本時間26日、ナショナルズ・パーク)

ドジャースの山本由伸投手が今季6度目の先発登板で6回無失点の好投を見せ、2勝目を挙げました。

山本投手は150キロ台中盤のストレート、140キロ台中盤のスプリット、そしてメジャーで好調なカーブを中心に、初回を三者凡退に抑えます。

2回は2アウトから四球で出塁を許しますが、その後レフトフライに打ち取り、チャンスを作らせません。

3回は1アウトから123キロのカーブをレフトに運ばれ、この日初めての安打となる2ベースヒットを浴びます。それでもセンターライナーとファーストゴロで得点を許さず。4回も先頭から2ベースヒットを浴びますが、その後打者3人を抑え無失点。

5回は先頭からあわや顔面のピッチャー強襲を受けますが、169キロのライナーを素晴らしい反応でキャッチ。ヒヤリとする場面のあとも、2者連続で三振を奪いました。

6回は2アウトからこの日初めて連打で1・2塁のピンチを背負いますが、152キロのストレートでショートゴロに打ち取りました。

山本投手は6回、被安打4、7奪三振、無失点の好投。チームは2回にテオスカー・ヘルナンデス選手のソロHRで先制し、そのままリードを奪い、山本投手は2勝目を挙げました。

試合後山本投手は「ここまでの中では一番自分らしいピッチングだったかなと思います」と自身の投球を評価。

「コントロール良く、変化球もここまでストライク取れていない登板が多かったんですけど、今日は割とストライクをとっていけましたし、とにかく落ち着いてピッチング出来たかなと思います。バーンズもウィル・スミスも、沢山コミュニケーションを取ってもらえて、前回の登板の後にもウィル・スミスから配球面とかのアドバイスをたくさんもらいましたし、それを今日のピッチングにも生かせましたし、どちらのキャッチャーとも組むことがあると思うので、いいことを沢山学びながらピッチングが出来ていると思います」と振り返りました。

山本投手は開幕第2戦で、1イニング5失点とほろ苦いデビューでしたが、この試合で防御率は3.54と3点台に改善しました。