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自宅療養中“感染妊婦”救急要請の目安公表

2021年8月23日 16:02
自宅療養中“感染妊婦”救急要請の目安公表

千葉県で新型コロナウイルスに感染し自宅療養中の妊婦が早産となり新生児が死亡した問題を受け、日本産科婦人科学会などは自宅にいる妊婦が救急要請などをする目安をまとめました。

日本産科婦人科学会などがホームページで公表した目安によりますと、新型コロナに感染し、自宅などで療養する妊婦が「すぐに救急車を要請する」目安は息苦しくなり、短い文章の発声もできなくなった時、酸素飽和度が92パーセント以下になった時としています。

また、「かかりつけ医の産婦人科医や保健所に連絡する」目安は、1時間に2回以上の息苦しさを感じる時、安静時の酸素飽和度が93~94パーセントで1時間以内に回復しない時などとしています。

このほか「新型コロナの症状に加えて妊娠に関連した異常な症状がないかも十分注意が大切」としています。