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「とんでもないピッチャー」阪神・湯浅力投 バント処理2塁送球セーフでノーアウト1、2塁からクリーンアップを抑え無失点

2022年8月5日 21:46
「とんでもないピッチャー」阪神・湯浅力投 バント処理2塁送球セーフでノーアウト1、2塁からクリーンアップを抑え無失点
8回を無失点で切り抜けた阪神・湯浅京己投手
プロ野球セ・リーグ 広島―阪神(5日、マツダスタジアム)

8回裏、阪神の湯浅京己投手がノーアウト1、2塁のピンチを無失点で抑えました。

3-2と1点差でリードした状態で、8回からマウンドに上がった阪神の4番手・湯浅投手。先頭打者の野間峻祥選手にヒットを許すと、送りバントを狙った菊池涼介選手に、2球目をプッシュ気味に転がされます。

ここで湯浅投手は、ボールを拾うとすばやく2塁に送球。流れるような動きでボールを送った湯浅投手でしたが、ショート・中野拓夢選手の足が捕球時にベースから離れていたことで1、2塁ともにセーフとなってしまいます。

リクエストでも判定は覆らず、ノーアウト1、2塁というピンチで、3番からのクリーンアップを迎えた湯浅投手。それでも広島の3番・秋山翔吾選手をレフトフライに抑えると、続く4番・マクブルーム選手に対しては全球低めに集め、最後は外角への変化球で空振り三振に。

2アウトとし、打席にはこの日タイムリーを放っている5番・坂倉将吾選手。追い込んでからの5球目。内角へのストレートで空振り三振。これには湯浅投手もガッツポーズを見せ、喜びをあらわにしました。

SNSでは「とんでもないピッチャーや」「よう踏ん張った」「神に見える」と湯浅投手の力投を称賛する声が集まっています。