明日海りお 山に登って「幸せでした」
元宝塚歌劇団花組のトップスターで、現在は女優としてドラマや舞台など幅広く活躍する明日海りおさん(36)にインタビュー。
退団後、初めて開催したソロコンサートや、菅田将暉さん主演ドラマ『コントが始まる』への出演、情報番組『ZIP!』のパーソナリティーを務めるなど、様々なチャレンジをした今年を振り返りました。さらに、プライベートでの思い出も明かしてくれました。
——2021年を“漢字一文字”で表すとしたら?
楽しかった、の「楽」。自分が本当に生きがいといっても過言でないほどの舞台も2作品させていただきましたし、(ソロの)コンサートもありましたし、『コントが始まる』とか映像にも挑戦させていただいて、『ZIP!』に出演して、いろんな分野の仕事がどこの現場でもどこかにいかされるというか、その引き出しがあるのとないのでは全然違ったなって感覚がすごくあります。とにかく楽しかったので、来年、今年より充実させるためにはどうしたらいいんだろうって、ちょっと怖いぐらい楽しい1年でした。
——いろいろなことに挑戦する原動力は何ですか?
本当に私10代の時に宝塚っていう世界に憧れて、それだけを愛してぐわーっとのめり込んでいたんですけど、その世界を卒業した今でも“卒業したらどうなっちゃうんだろう”って思ってたんですけど、まだまだ知らないことがこんなにいっぱいあるんだ、知らなかった表現方法がたくさんあるんだ、取り入れるものがまだまだたくさんあるんだっていうことが本当にうれしくて、それですかね。自分の心だったり体だったり、もてる全てのものを使って表現するっていうことが大好きでいるので、この仕事をしているってこと自体が原動力かなと思います。またそれを応援してくださったりとか、ひとつひとつお仕事するたびに喜んでくださる方々がいてくださるっていうのが、とっても心強いです。
■山に登って「幸せでした」2021年のプライベートを語る
——仕事以外でもチャレンジしたことはありますか?
わりとしっかりお休みもいただいたんです。その間に、自分の行きたいレッスン、歌のレッスンもできましたし、山に登ったりとかもできて。いい空気吸ったら、なんかもう、“呼吸してる!いい空気吸ってる!”っていう幸せにひたって…幸せでした。お仕事もプライベートもたっぷり今年を楽しんだという感じです。