市川海老蔵さんの長女・市川ぼたんさん(10)と、長男の堀越勸玄さん(8)に独自インタビュー。仲の良い姉弟だからわかるお互いの性格や、仕事やプライベートでの今年の目標など、たっぷり語ってもらいました。
■2人で初めてのインタビュー 好きな果物は“桃とパパイヤ”
2人だけのインタビューは今回が初めてだということで、まずは1人ずつ自己紹介をしてもらいました。
ぼたん：せーのっ
2人：あけましておめでとうございます！
ぼたん：私の名前は市川ぼたんです。年齢は10歳です！好きなフルーツは、桃です！
勸玄：僕の名前は、堀越勸玄です！年齢は8歳です！好きな果物…たべも…果物は、パパイヤです！
■さまざまな“初挑戦”で2人が学んだことは
ぼたんさんは去年3月、日本舞踊の名跡・四代目市川ぼたんの襲名披露公演を熊本・八千代座で開催。さらに初の連続ドラマ『二月の勝者−絶対合格の教室−』に出演しました。勸玄さんは6月に京都・南座で行われた『海老蔵歌舞伎』、11月には『平安神宮特別記念公演』など多くの舞台にあがりました。その様子は特別番組『市川海老蔵に、ござりまする 2022』（3日午後3時〜）で放送されます。2人に去年1年を振り返ってもらいました。
——ぼたんさんは2021年、どんな1年でしたか？
ぼたん：初めてドラマに出させていただいて、しかも連続ドラマですごく緊張したんですけど、皆さん優しく接してくださったので、楽しかった。私にとってはすごい大きな思い出です。同級生ぐらいの方々とおしゃべりができるっていうのも、仕事でさせていただくっていうことは少ないので、そこも楽しかったです。
——勸玄さんは、1年振り返ってみてどんな1年でしたか？
勸玄：いろいろな舞台にも参加させていただいてすごい楽しかったし、いろんなことを学べたなって思ってて。今年一番記憶に残っているのは、平安神宮で牛若丸、五条橋を踊らせていただいて、そのあともみじの木を植えて、もみじの花言葉が、“思い出…”
ぼたん：“大事な思い出”
勸玄：”大事な思い出”といって、それが一番記憶に残っています。
■“演技は30点”ぼたんさんの自己採点に…勸玄さん「自分を低く点をつける人なの」
——勸玄さんは、ぼたんさんのドラマを見ましたか？
勸玄：はい、見ました。がんばってるな〜って思ってました。セリフを家ですぐ覚えられるのがプライベートですごいと思いました。
——以前ぼたんさんにインタビューした時に、”自分の演技は30点だ”と言っていたんですけど…
勸玄：（お姉ちゃんは）自分を低く点をつける人なの。
——もし、勸玄さんがドラマに出るならどんな役をやってみたいですか？
勸玄：えっ、僕がドラマに出るとしたら？
ぼたん：弟は優しい人が好きなので、家でも「優しい人になりたい」って言ってます！
勸玄：あっ！優しい人になりたいです。優しいドラマ…優しい人の役を演じてみたい。いつも笑顔で〜、楽しそうで〜、マイペースで〜、ま、僕にけっこう似てるような（笑）。
■勸玄さんが気づいた姉の変化…役作りで髪を切って「心もたぶん変わった」
2人は、3日に初日を迎える新作歌舞伎『プペル〜天明の護美人間〜』に出演。お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんの絵本『えんとつ町のプペル』が原作で、ゴミから生まれたゴミ人間・プペルを海老蔵さんが演じ、プペルと一緒に冒険する子供・はる（原作ではルビッチ）を、ぼたんさんと勸玄さんが交互に出演して演じます。
ぼたん：ライバル関係とか、そういう感じに思ったことがなくって。たしかに「ココ直した方がいいんじゃない？」とか思うところは多少言ったりしてるんですけど。（弟は）褒められて伸びるタイプなので、たくさん褒めてあげて弟にもっと伸びてもらって、私のこともちゃんと見てもらって、それで私の直すべきところも教えてもらえたらいいなーと思います。
勸玄：（ぼたんさんに向かって）成長スピード速いね。
なんかいきなり成長したと思うのが、髪伸びてたのを、切ってからです。ドラマのために切ってから、なんかちょっと別人になったみたいな感じに、心もたぶん変わったと思います。あの〜お姉ちゃまが、違うお姉ちゃんに…また成長しました！
■2022年は「海に潜ってキレイな魚と泳ぎたい」
ぼたん：コロナが少しでも収まったら家族で大きな旅行行ったりとか、海に潜ってキレイな魚と泳ぎたいとか、そういうのが本当にできる時までずっと楽しみですね。コロナ終わったら自然がたくさんあるところとか、そういうところに行って心を入れ替えたいです。
■勸玄さんの目標は「お姉ちゃんとなるべくケンカを避けたい」
——勸玄さんは、何がしたいですか？
勸玄：最近、料理を作るのハマってるんですけど、そういうのでいろいろ作ってみたいことと、それとお姉ちゃんとなるべくケンカを避けたいと思います。ケンカは少ししかしなくて、長い時は10分ぐらいするんですけど、短い時は2秒ぐらいで。ケンカと言っても、遊びとかでケンカはじまって、鬼ごっこしてて「やだーやだー」って言ってもお姉ちゃんがずっと追いかけてくるんで、「なに捕まえてんのー？僕やだーとか言ってたじゃん」って言って、そういうのでケンカになったり、そういう超つまんないことでケンカになったりとか、そういう系です。
ぼたん：カンカン、違うんだよ。勸玄がかわいすぎるの。
勸玄：…はい、そういうことで。
終始、姉弟仲良くインタビューに答えてくれた、ぼたんさんと勸玄さんでした。
