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アイナ・ジ・エンド、涙を浮かべ「不安でたまらなかった」 初主演映画『キリエのうた』ライブで楽曲披露

2023年9月26日 22:35
アイナ・ジ・エンド、涙を浮かべ「不安でたまらなかった」 初主演映画『キリエのうた』ライブで楽曲披露
目に涙を浮かべるアイナ・ジ・エンドさん
元BiSHのアイナ・ジ・エンドさんが25日、SixTONESの松村北斗さん(28)、俳優の村上虹郎さん(26)、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品さん(30)らとともに、初主演映画『キリエのうた』(10月13日全国公開)のプレミアムライブに登場。自身が演じる主人公・Kyrie(キリエ)として劇中曲の4曲を披露しました。

映画は、アイナさんが演じる、歌うことでしか“声”が出せない路上ミュージシャン・キリエの音楽がつなぐ13年に及ぶ愛の物語で、交錯する男女4人の人生が描かれています。

■松村北斗、人生初のギター披露に「めちゃくちゃ緊張しちゃう」

イベント冒頭、一筋の光のなか登場したアイナさん。アーティスト・Kyrie として『名前のない街』『燃え尽きる月』を歌唱し、「Kyrie です。よろしくお願いします」と挨拶しました。

続いての楽曲『ずるいよな』では、共演した松村さんと村上さんが演奏メンバーとして登場。この日のために猛特訓してきたギターを演奏する2人を紹介したアイナさんは、「3人でライブするのは実質、きょうが初めてです。たぶん最初で最後になるんじゃないですかね」と、3人でのライブが劇中以外では初めてになると明かしました。

また、アイナさんから「松村さんは人生初めてのギターを練習されたみたいで」と話が出ると、松村さんは「弾く前にその話すると、めちゃくちゃ緊張しちゃうので、弾き終わったあとどこかで話します…」と緊張を隠せない様子に。「1年以上前から撮影をしていたので、やっと人様の目に触れるというか、初めて聴いていただけるので、正直感無量で言葉が詰まってしまうんですけど。大切な曲です、聴いてください」と、劇中の路上ライブと同じメンバー3人で楽曲を披露しました。

最後の演奏となったのは、映画の主題歌である『キリエ・憐れみの讃歌』。粗品さんがキーボードとして加わり、劇中のクライマックスでもあるライブシーンを再現。会場に集まった観客は、“Kyrie”のテーマカラーでもある青いサイリウムを振り、幻想的な世界に。圧巻の歌声と演奏が響きわたりました。

演奏の感想を聞かれると、粗品さんは「石井竜也さんが近くにいて緊張しました!」とコメント。松村さんは、「音に包まれると、より音楽ってすごいなっていうのを実感して、音楽映画が広く日本中、世界中に届いてほしいと改めて思うステージでした」と語り、村上さんは「楽しかったです!」と、それぞれ感想を述べました。

最後に、アイナさんは「岩井俊二さんの世界にみんなで飛び込んで、1年以上たったんですけど、やっと歌とか聴いてもらえて。正直、何もわからない自分が(映画の世界に)飛び込んだことが不安でたまらなかったんですけど、きょう(会場のみんなが)目を合わせて見てくれて、すごい感慨深い日になりました」と、涙を浮かべながら挨拶。キャストや観客から、温かい拍手が送られました。
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