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林家木久扇 85歳、『笑点』卒業を発表 54年にわたり出演「次の世代にバトンタッチ」

2023年8月27日 19:40
林家木久扇 85歳、『笑点』卒業を発表 54年にわたり出演「次の世代にバトンタッチ」
『笑点』卒業を発表した林家木久扇さん
笑点』レギュラーメンバーで落語家の林家木久扇さん(85)が27日、2024年3月をもって番組を卒業することを発表しました。

黄色の着物でおなじみの木久扇さん。現レギュラーメンバーでは最年長の85歳です。1969年11月9日に『笑点』大喜利に初めて出演(当時の芸名は林家木久蔵)。以降、54年にわたりレギュラーメンバーとして番組を盛り上げ、親しみのあるキャラクターで愛されてきました。

■「芸というものは、次の世代にバトンタッチしなくてはいけません」

『24時間テレビ46』内で放送された『チャリティー笑点』で卒業を発表した木久扇さん。「私 林家木久扇は、来年3月をもって、『笑点』を卒業したいと思います。芸というものは、次の世代にバトンタッチしなくてはいけません。座布団も芸も新しい人にバトンタッチいたします。今日の24時間テレビのテーマが『明日のために、今日つながろう。』だと聞き、背中を押されました。『笑点』は、一之輔師匠・宮治師匠が入ってまいりまして大変面白くなってまいりました。そこで私の(代わりに)一枚加わって、また新しい風が吹いて、『笑点』がうんと面白くなります。とは言っても、私は(落語家を)やめるわけではないんですよ。『笑点』に何かあったらすぐ駆け付けますし、高座のほうもちゃんと続けます。そういうわけで、昇太さん、2000万円ください(笑)」とギャグを交えながら、卒業を決めた思いを明かしました。

木久扇さんが卒業した後の新メンバーは、今後『笑点』で発表される予定です。28日放送の『news every.』では、木久扇さんをはじめとして『笑点』レギュラーメンバーのインタビューが放送される予定です。