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『笑点』 歌丸さん、円楽さんゆかりの地で初の大喜利 昇太「とてもうれしかった」

2023年8月11日 8:00
『笑点』 歌丸さん、円楽さんゆかりの地で初の大喜利 昇太「とてもうれしかった」
『笑点』メンバー
2023年10月をもって一時閉場する東京・千代田区にある国立演芸場。閉場を前に、演芸番組『笑点』の収録が国立演芸場で初めて行われ、春風亭昇太さんや林家木久扇さん、三遊亭好楽さん、林家たい平さんらが参加しました。

国立演芸場は、長年共演した五代目三遊亭圓楽さん、桂歌丸さん、そして2022年に亡くなった六代目三遊亭円楽さんが最後の高座を務めた場所です。笑点メンバーが歌丸さんや円楽さんについて今の思いを語りました。

国立劇場の一部として1979年に開場し、日本で唯一の国立の寄席として話題となった国立演芸場。40年以上にわたり落語や講談、浪曲など大衆芸能文化の振興に貢献してきました。

しかし老朽化と再整備計画に伴い、今年10月をもって一時閉場となり、隣の国立劇場とともに建て替えられ、2029年以降に新たに誕生する予定です。

■春風亭昇太さん(63)のコメント

笑点を国立(演芸場)でやったということが笑点の歴史の中でもひとつのポイントにもなるし、歌丸師匠や円楽師匠が頑張っていたこの場所で笑点ができたことは、とてもうれしかったです。

■林家木久扇さん(85)のコメント

怪談噺(ばなし)は笑わせるシーンがなくてとても難しいんですけど取り組んで自分のものになさった。そのスケールの大きさと歌丸師匠の執念は本当に頭が下がります。国立に来る度にそのことを思い出します。

■三遊亭好楽さん(77)のコメント

ずっと長い付き合いでしたからね。言ってくれたらね、いろんな相談乗ってくれたんじゃないか。それだけは本当に心から思いますね。早かったですからね。その分私たちが頑張らなきゃならない。いま頑張っていますけどね。

■林家たい平さん(58)のコメント

最後の最後まで落語と戦う姿を見せてくれたのが僕にとって歌丸師匠にとっての国立演芸場だったなというのは(舞台)袖で見ていていつも思わせてもらいました。


国立演芸場で収録された特別な『笑点』大喜利は、8月13日(日)と20日(日)に日本テレビ系夕方5時30分から放送される予定です。