歌手で女優の神田沙也加（２７）と松たか子（３６）が歌うミュージカル映画「アナと雪の女王」（１４日公開）のデュエットシーンが１１日正午、解禁された。

　姉のエルサの秘密の力を隠すために長い間城の門を閉じ、民衆から距離を置いていたエルサとアナ姉妹。エルサが王位を継ぐこととなり、ついに閉ざされていた門が開かれる戴冠式の朝を迎えるが、２人が歌うのはその際の楽曲だ。

　歌曲を担当したロペス夫妻はこの楽曲について「単に“私は希望に満ちあふれていて、すべてが最高！”や“私は孤独、さみしいわ”というだけの歌であれば簡単に作れます。でも私たちは、この両極端な２つの感情を１つの楽曲で表現する歌を作る必要がありました。そうして生まれたのが『生まれてはじめて』という曲です」と難しさを語った。

　デュエットでアナの人物像や欲求を表現しつつも、同時に姉とのコントラストを描きストーリーテリングの要素を持たせるという表現力が大いに必要とされる楽曲を、神田と松は、舞台で培って来た演技力をすべて注ぎ込み熱唱。観客の心に直接訴えかける、心揺さぶる映像に仕上げているという。

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