城島茂、相撲で悲願の勝利を狙う…“あの男に勝つための秘策”を考案
今年で9年目となる、年に一度のDASH島の恒例イベント『七夕相撲』。城島さんは、現在まで8連敗中。相手は歴代最強の横綱といわれる番組スタッフ。森本さんから「だいたいつかまれてから、城島さんが投げられるなり、押し出されるなり(している)。がっぷり四つの状態はダメということですね」と指摘。
すると城島さんが「つかまれたらアウトになるということから、ヒントになるかな」とアイデアとして挙げたのが、トルコの伝統格闘技である“オイルレスリング”。上半身にオリーブオイルを塗って戦うため、滑って体をつかみづらく腕力の差がでにくいというのが狙い。
しかし、DASH島にはオリーブオイルがないため、代わりになるものを浜で拾い集めていた城島さん。そしてバケツいっぱいに持ってきたのは、見たこともない“もやし”のようなもの。森本さんが触ってみると「うおー、粘り気すごいですよ。何だこれ」と不思議な顔をしながら城島さんの秘策に興味津々。
するといきなり“パクッ”と口に入れ、食べ始めた森本さん。リチャードさんが「えっ!? ええっ!」と驚きの表情をのぞかせるも、全く動じることなく「何だこれ。とろみがすごいありますね」というと、城島さんが「これは“アカモク”」と説明しました。
番組では、『アカモク』は海中に生息するひじきの仲間で、ヌルヌルの理由はもずく、わかめと同じ成分で『フコイダン』という食物繊維によるものと説明。その『アカモク』を細かく刻んで、ヌルヌルを増殖させ、全身に塗った城島さんとリチャードさん。試しに相撲をとってみると、城島さんの思惑どおり、体をつかむことが難しく悪戦苦闘する2人。
しかし、城島さんは複雑な表情で「これはね…相撲じゃないな」とポツリ。「やっぱり、正面からぶち当たった方がいいね。勝とうが負けようが」と表情を引き締め、正々堂々戦うことを誓いました。
そして、海上に浮かべて作った土俵で決戦の時。8戦全敗の51歳、城島茂が36歳の横綱と呼ばれる最強の番組スタッフに挑みました。序盤から押しの一手で横綱を攻め立てましたが、善戦むなしく押し倒され海にドボン。またも破れこれで9連敗。
「見あって、見あってのあおりで、すでに足腰が(プルプルして)しんどかった」と勝負を振り返る城島さんでしたが、早くも次回10度目の勝負に向けての決意をのぞかせました。