岡本健一「全体像みたいなものが全く見えていない」 出演舞台の2作品が初日を迎え心境を語る
俳優の岡本健一さん(54)が18日、シェイクスピア、ダークコメディ交互上演『尺には尺を』『終わりよければすべてよし』公開フォトコール&初日前会見に登場。舞台上演初日を迎えた心境を語りました。
この2作品は、シェイクスピアの“問題劇”と呼ばれる作品で、両作品とも登場人物は、ふりかかる困難に果敢に立ち向かい、世の理不尽を白日の下にさらす物語です。岡本さんは『尺には尺を』ではアンジェロ役、『終わりよければすべてよし』ではフランス王を演じます。
会見では、2作品を日替わりで稽古し上演初日を迎えた心境を聞かれた岡本さんは「正直どういう感じなのか、全体像みたいなものが全く見えていないんですよね」とコメント。続けて「お客さんが入って初めて成立するものじゃないかと思うので、この“問題作”と言われている作品が、お客さんの心の中にどのような形で提示していくのか劇場で体験してもらえたらと思う」と語りました。