俳優の志田未来さん（31）が11日、都内で行われた映画『シンペイ～歌こそすべて』の公開記念舞台挨拶に登壇。共演した歌舞伎俳優・中村橋之助さん（29）との撮影を振り返りました。

映画は、明治時代に生まれ、『東京音頭』や『シャボン玉』、『てるてる坊主』など、数多くの名曲で知られる作曲家・中山晋平さんの生涯を描いた物語。今回が映画初出演となる橋之助さんが主人公の晋平役を担当し、志田さんは中村さんの妻・敏子を演じています。

志田さんは、橋之助さんとの撮影について「面白いことはそんなになかった」と振り返るも、「本当にステキな方」と絶賛。「お着物に羽織を私がかけるシーンがあったんですけど、結構戸惑っていたら、“ここでこういうふうに手を離してくださったら、（こちらで）こうやるんで大丈夫です”って言ってくださって、すごく心強かった。常に支えていただいていた」と橋之助さんに感謝を伝えました。

橋之助さんは、歌舞伎公演中のため舞台挨拶を欠席。志田さんは「昨日も、“僕は行けないんですけど、よろしくお願いします”とご連絡をいただいた」と明かしました。プロデューサーが「そんな個人的に連絡とってるんですね」と突っ込みを入れると「怪しい者じゃないんですけど」と返し、会場を笑わせました。

舞台あいさつには、緒形直人さん（57）、吉本実憂さん（28）、真由子さん（50）、土屋貴子さん（59）、神山征二郎監督、新田博邦プロデューサーも出席しました。