俳優の川井康弘さんが、3日に急性腸炎から敗血症性ショックによって亡くなっていたことが、所属する劇団俳優座の公式サイトで11日、発表されました。55歳でした。

公式サイトによりますと、川井さんが9月に出演を予定していた劇団俳優座の公演『待ちぼうけの町』の稽古中に体調不良となり、緊急入院。闘病生活を送っていたところ、3日に亡くなったということです。通夜ならびに葬儀については、遺族の意向により近親者のみで執り行われたと報告しています。

川井さんは、宮城県出身で1967年9月8日生まれ。1989年に劇団俳優座に入団後、数多くの舞台で活躍。1991年に公開された黒沢明監督の映画『八月の狂詩曲』や、2021年公開の映画『燃えよ剣』などに出演していました。