加山雄三85歳「音楽は生涯の親友」 年内でコンサート活動終了 来年の活動を明かす
加山さんがラストコンサートとなるのは、豪華客船『飛鳥Ⅱ』の船上で行われる『若大将クルーズ THE FINAL ~俺は海から生まれた男~Cruise2』。報道陣の前に特注の船長服で登場した加山さんは、「似合うでしょ? 長い間の夢だったからさ、昔やっぱりね船の船長になりたいっていう気持ちが子供の頃からあったわけだよ」と自慢げに話しました。
年内でコンサート活動を終了することに加山さんは、「これが最後と思うとなんかさみしいな。さみしくなってる感じはあるんだけどね。でもしょうがないよね。始まりはあれば終わりがある」と現在の心境を明かしました。
■原動力は"若大将”
加山さんは、1961年に『大学の若大将/夜の太陽』で歌手デビューし、60年以上も歌手として活動してきました。ここまで続けられた要因について加山さんは、「映画を通して『若大将』というものが、結構有名になったじゃないですか。若大将っていう名前が(自分の)代名詞みたいになって、なんかあったら若大将って。そう思ったら、自分がだんだんその気になる。人間ってね」としみじみと語りました。
■「音楽は生涯の親友」来年の活動を明かす
また、来年以降の活動について聞かれた加山さんは、「音楽はね全て生涯の親友であると思ってるから、どんな扱いであろうと、例えば僕が作った曲を誰かが歌ったり、それに関わっていく、それがいいなと思うんだ。音楽っていうのはやっぱり年代を関係なく、国籍に関係なく、やっぱりいいものはいいと思うんだよね」と"音楽活動は生涯現役”と宣言しました。