浅草花やしき 映えるフォトスポットとしてアトラクションを開放 浴衣や着物でも楽しめると話題に
■映えスポットとして足を運ぶ人も
実際に、浴衣姿で『メリーゴーランド』で撮影を楽しんだ方に話を聞いてみると「今日は友達と映えスポットとして花やしきに来ました。(花やしきの映え写真は)インスタグラムで結構写真が流れてきたりします」と、“映えスポット”として花やしきに足を運んだといいます。
『フォトラクション』の企画がおこなわれていることを当日知ったそうですが、撮影した感想について「いい写真が撮れました。普段だと動いているので、あんまりいい写真撮れなかったりするので、いい機会でした」と普段は撮ることのできない場所からの撮影を楽しんでいました。
■フォトスポットとして開放した理由 「だったら止めちゃおっか」
花やしきの担当者に企画を始めたきっかけを聞くと「着物を着たり、かわいい格好をされているので、ゆっくり写真を撮ってもらいたいなというところから、“だったら止めちゃおっか”っていう発想で始まりました。『メリーゴーランド』って安全上のために、またいで乗っていただいているんですけれども、どうしても着物だとまたがることができないので、横乗りした状態で写真撮っていただけるといいなと思って始めました」と着物などを着た来園者も、花やしきをより楽しんでもらえるように始めたそうです。
『メリーゴーランド』など花やしきが、レトロな“映えスポット”として人気となっていることについては「逆にお客様に気づかせていただいているんですけれども、意外と普通にあるものが写真スポット、フォトスポットになるんだなっていうことを教えていただいている気がします」と話し、開園170周年を迎える花やしきの今後については「レトロというものがブームでもある中、やはり長い間紡いできた歴史を、とは言いつつも、今のものとうまく融合して、どの世代の人にも楽しんでいただけるような遊園地を改めて目指したいなと思っています」とコメントしました。