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“浪速のロッキー”赤井英和、プロボクサー時代を振り返る 「唯一無二のスタイルやなと」

2022年8月24日 22:55
“浪速のロッキー”赤井英和、プロボクサー時代を振り返る 「唯一無二のスタイルやなと」
完成披露舞台挨拶に出席した赤井英和さん
元プロボクサーで、現在は俳優やタレントとして活躍する赤井英和さん(63)が24日、自身の現役時代を題材にした映画『AKAI』の完成披露舞台挨拶に出席しました。

赤井さんは、1980年にデビューを飾り、戦績は21戦19勝16KO2敗。相手を“どつき倒す”攻撃的なスタイルや、戦いを止めない姿勢などから“浪速のロッキー”と呼ばれ人気となりました。

今作は、赤井さんの長男でプロボクサーの赤井英五郎さん(27)の監督デビュー作。赤井さんが1983年に『WBC世界スーパーライト級タイトルマッチ』で世界王者に挑戦した“ブルース・カリー戦”をはじめ、引退の引き金となった“大和田正春戦”の試合映像、さらに赤井英和さんのインタビューも収められています。

イベントに登場した赤井さんは、この日集まった多くの観客に向けて「完成披露会に、こんなにたくさんのお客さんが来ていただて感無量でございます。ありがとうございます」と、笑顔で挨拶しました。

■赤井英和、当時の試合映像を見て「赤井英和ファンになりました」

そして完成した映画について赤井さんは「40年近く昔の試合の映像を現役当時から見ていなかったものですから、久しぶりに赤井英和のボクサーのファイトを見て赤井英和ファンになりました」と、自身の現役時代を回想。

また、当時の“どつき倒す”攻撃的なスタイルについて、自身はどう思っているか司会者に質問された赤井さんは「私ももう何十人、何百人の世界チャンピオンを、また何万人のボクサーを今まで見てきましたけど、唯一無二のスタイルやなと思いました。本当にアグレッシブなスタイルで責め合いまくるというところが、見てるもんにしたら、ひきこまれるんじゃないかなと思いました。守りなんかはなかったですね。攻撃は最大の防御でしたから」としみじみ語りました。