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羽生結弦×蜷川実花 写真集を撮り下ろし “真っ赤な衣装で鬼気迫る表情”を披露

2023年11月8日 22:03
羽生結弦×蜷川実花 写真集を撮り下ろし “真っ赤な衣装で鬼気迫る表情”を披露
新たな表情を見せる羽生結弦さん
プロフィギュアスケーター・羽生結弦さん(28)を写真家・蜷川実花さんが撮り下ろした写真集『羽生結弦 孤高の原動力』(AERA特別編集)が11日に全国発売。羽生さんが、今まで見せたことのない表情を披露しています。

五輪2連覇や、スケーターとして史上初の単独東京ドーム公演を成功させた羽生さん。

写真集『羽生結弦 孤高の原動力』では、そんな羽生さんを、蜷川さんが6つのシチェーションで撮影。真っ赤な衣装、通称“赤マグマ”に身を包み、鬼気迫る表情や、美しい藤棚の前ではかなげにたたずむ姿など、見たことのない姿を披露しています。

さらに、今回の写真集には、プロフィギュアスケーターとして新たな道を切り開いた1年を振り返る『羽生結弦独占インタビュー』や、『プロ転向1年 アイスショー全記録』が収録されるほか、『羽生結弦に聞く 100問100答』、『撮影ドキュメント263分』など、様々なコンテンツも収められるということです。

羽生さんは、今回の写真集について「蜷川さんとのセッションは3回目です。最近は、羽生結弦という存在にこの服やセットを合わせたときに、どういう構図になるのかを客観視するようになりました。突拍子もないかもしれないですけれど、“この子はどう見られたいのかな”と服の声を聞いたりするようなイメージです。特に、蜷川さんはセットがものすごく凝っていらっしゃるので、そのセットに対してどういう感情や意味をもたせるべきなのか、蜷川さんはどういう視点から写真を撮っていて、どういう雰囲気を受け取りたいのかなと考えながら挑みました」と撮影を振り返りました。

一方、蜷川さんも「羽生さんを撮影していると、ファインダーを覗きながら怖くなる瞬間があります。“この人はどこまでいくんだろう”と底が知れない、内側から出てくる表現力のすさまじさにいつも吸い込まれそうになるというか。表現の幅が広いという言葉では収まらないくらい、人というものを超えた、独特な存在感を持った方です。赤いバラのセットやビッグシルエットの衣装といった、被写体本人のパワーがないと成立しないシチュエーションも多く取り入れています。でも、羽生さんだから絶対に大丈夫だと確信していたし、撮影を終えて、その遥か上を見せていただきました」と被写体としての羽生さんを絶賛しました。

■全国47都道府県でパネル展も

さらに、写真集の発売を記念して、全国47都道府県の書店でパネル展を8日から順次開催。銀座と台湾でも限定開催で、『羽生結弦 孤高の原動力』発売記念展も行われます。

また羽生さんは、今年3月に地元・宮城県で行われたアイスショーの様子を収めた写真集『羽生結弦 notte stellata 写真集』(11月30日発売)の発売も控えています。