俳優の佐藤二朗さんが原作・脚本・監督を務めた映画『はるヲうるひと』の公開記念舞台挨拶が５日、都内で行われ、主演の山田孝之さんや仲里依紗さん、坂井真紀さんが登場しました。

映画は佐藤さんが約５年の歳月をかけて完成させた作品で、外界から閉鎖された島の売春宿で生きる人々を描いた物語です。

佐藤さんは「非常に抑圧されている現在の状況がありますので、今だからからこそ見て欲しい作品になったなと思っております」と、映画をマジメにＰＲ。

実は奥さんから『イベントはマジメにやれ』と注意されているという佐藤さん。この日はおふざけを封印とういことで「ふざけたくなったらつねって、オナラもしないって決めたんです」と決意したものの「オナラはしないんです大人は。オナラをしたくなったら我慢するんです大人は」と、奥さんからの助言を守らず佐藤さんらしい全開トークで会場の笑いを誘いました。

しかし、最後は監督として「周りの人に（映画を見て）思ったことを伝えて下さい。“ダメだった”でもいいですから」と熱を込めて語りました。