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石田ひかり、作品を通じて感じた二人の娘たちの心情 「こんな気持ちで立ち向かっていたのかな」

2024年8月10日 7:10
石田ひかり、作品を通じて感じた二人の娘たちの心情 「こんな気持ちで立ち向かっていたのかな」
映画『ブルーピリオド』初日舞台挨拶
俳優の石田ひかりさん(52)が9日、映画『ブルーピリオド』(公開中)の初日舞台挨拶に眞栄田郷敦さん(24)、高橋文哉さん(23)らと登壇。大学生の娘がいる石田さんが、作品を通じて感じたという、娘たちの心情について語りました。

映画では、眞栄田さんは、国内最難関の美術大学への受験に挑戦する主人公の高校生・矢口八虎を、石田さんは八虎の母・⽮⼝真理恵を演じます。

石田さんは今作について「私は家族とのシーンが全てだったんですけど、郷敦くんの“本当に僕は絵が好きなんだ”っていうあのシーンが今でも思い出します。あの時の郷敦くんの、まっすぐな目で私を見て必死で訴えかけてきた、あのお芝居は本当に素晴らしくて。“この顔を見られているのは世界で私だけなんだな”って思いながら、親子での心のやりとりをしていました」と、眞栄田さんとの共演を振り返りました。

また石田さんは、作品を通じて新たにわかったことがあったそうで「今ちょうど大学生の娘が二人いるんですけども、彼女たちが受験生だったときに“あぁこんな気持ちで立ち向かっていたのかな”と。親の気持ちは十分にわかるんですけど、受験生側の気持ちっていうものを教えてもらって。なので、親御さんたちにも見ていただきたいなと本当に思う作品ですね」と、実際に大学生の娘をもつ母として、娘の気持ちを理解できたと語り、映画をアピールしました。