30歳 吉岡里帆 「ど真ん中の純愛モノ」役者として挑戦したいこと
――20代を振り返ってみていかがですか?
20歳からちょうど今日(1月15日)30歳で(芸能生活は)10周年なので、まさにデビューした年って感じだったので、仕事仕事に燃えてた、今も燃えてるんですけど、“仕事に燃えてる”っていうのが一番ですかね。仕事が全然ない時期とかもあったので、試行錯誤しながらって感じだったんですけど、何かこう軌道に乗ってからは何か今止まっちゃいけないみたいな、今だ今だみたいな感じでずっと走ってきたなって思います。
――30歳になられて意気込みはありますか?
30代だって思ってこう意気込みたいところではあるんですけど、むしろ20代が本当に意気込んでた感じがするので、もう少し落ち着いて自分の時間もちゃんととりながら、もうちょっとゆったりしたテンポで過ごしてもいいのかなって思ってますっていうぐらい若干体力の衰えを感じてます。階段登ってて気付いたら息切れてるとかもそうですし、取材とか受けていて、『ほら! あれですよあれ! あれ!』って言ってる時とか、すぐ出てこないなとか(笑)。
■「気合が入りすぎちゃって…」写真集の撮影裏話
写真集の撮影は29歳の誕生日からスタート。20代ラストの1年間を追いかけた作品で、水着姿にも挑戦している吉岡さん。記念写真集のため、トレーニングや食事制限など気合を入れて臨んだという撮影の舞台裏を明かしてくれました。
――写真集を出すにあたり、どんなことを取り組まれてきたんですか?
取り組んだのは体作りですかね。写真集で水着ってなったら、やっぱりバチッっとかっこよく決めたいなって思ってたので、ギュッってウエストとかキュッと引き締まってます、みたいな体を目指してトレーニングしていました。トレーニング自体も詰め詰めにして、ちょっと仕事の隙間ができたらピラティスして、加圧して、整体行って、針やって、血行を良くして、デトックスしてみたいな感じで、万全で挑みたいなっていうのがあったので、それまでに気合が入りすぎちゃって、(写真集撮影の)当日の飛行機で若干体調悪くなって、めっちゃ意外と私緊張してたんだって思いました。
――毎日食べるくらい吉岡さんはグミが好きと以前おっしゃられていましたが…
グミはすごい昔から好きで、(毎日)結構食べてましたね。(撮影のために)3日に1回ぐらいになってたかもです。(話が)弱いですよね(笑)
■新たに挑戦したいこと“ジャズダンス”と“恋愛モノ”
芸能生活10年で吉岡さんはこれまでに役を演じるため、手話や、ギター、歌、アクションなどに挑戦してきました。役者として躍進を続けるために、挑戦したいことはまだまだつきないそうです。
――30歳となって新たに挑戦したいことはありますか?
ジャズダンス。私はダンスできる人に憧れがすごいあるんで。小さい時からされている人からしたら、そんな簡単にできないよっていう意見もあるかと思うんですけど、何か見ていて憧れがすごいあるので、ちょっとずつでもいいからできたらいいなってすごく思います。(ダンスの)動きが、(私は)舞台にも出るので、舞台に出た時とかも踊りのシーンがあったとしたらすごい映えるだろうなとか、何か動きの滑らかさに私はひかれています。
――これまで数多くの役を演じられてきた吉岡さんですが、今後やってみたい役はありますか?
30代だからでこそのちょっと大人な純愛ものとか、私は意外とサスペンスとかお仕事モノとか、あんまり恋愛恋愛してる作品(の出演)が少ないんですよね。なので、ど真ん中の純愛モノやりたいです。