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光石研、カンヌ国際映画祭での思い出「乾杯をしていたら…」

2023年6月11日 22:20
光石研、カンヌ国際映画祭での思い出「乾杯をしていたら…」
イベントに登場した光石研さん (c)2022『逃げきれた夢』フィルムパートナーズ
俳優の光石研さん(61)が10日、主演映画『逃げきれた夢』の公開記念舞台挨拶に登場。カンヌ国際映画祭に出席したときのエピソードを明かしました。

映画は人生のターニングポイントを迎えた男が、新たな一歩を踏み出すまでの日々を描いた希望の物語で、光石さんは定時制高校の教頭・末永周平を演じています。

本作は、第76回カンヌ国際映画祭のACID部門に正式出品。30年の歴史を持つ同部門では、毎年世界の先鋭的な9作品を紹介しており、今年は約600作の応募作品から『逃げきれた夢』が、正式出品作のひとつとして選出されました。

光石さんは、今回、23年ぶりのカンヌ国際映画祭出席となり「ACID部門というのは、若い監督たちが世界中の映画を観て選ぶと聞いて、そこに選出されたのが誇らしい気持ちでした。温かい拍手をいただいて、幸せでした」と笑顔で振り返りました。

また、今年は日本からも多くの参加者がいたそうで「上映が終わって、ホテルのラウンジでお疲れの乾杯をしていたら、たまたま(ヴィム・ヴェンダース監督作品『PERFECT DAYS』で参加していた)役所(広司)さんの一団がいらして、お会いしました。次の日には(北野武監督作品『首』で参加していた)大森南朋さんが来てくれて朝、一緒にごはんを食べました」と、カンヌでの思い出を明かしました。