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松本幸四郎「毎日すべてを出し切って」 初役から新作まで 『八月納涼歌舞伎』第一部から第三部に出演

2024年8月5日 22:50
松本幸四郎「毎日すべてを出し切って」 初役から新作まで 『八月納涼歌舞伎』第一部から第三部に出演
第一部『鵜の殿様』太郎冠者の松本幸四郎さん (C)松竹
歌舞伎俳優の松本幸四郎さん(51)が4日、東京・歌舞伎座で上演されている『八月納涼歌舞伎』(25日千穐楽)に出演。初日を迎えた心境を語りました。

初日公演前にイベントに登場した幸四郎さんは「暑いですね。この暑さよりもっと熱い舞台がこの中(歌舞伎座)にありますので、そこですっきりしていただきたいと思います。本日初日を迎えました。千穐楽まで一生懸命、毎日すべてを出し切っていきますので」と話しました。
去年に引き続き第一部、第二部、第三部に出演する幸四郎さん。第一部では『鵜の殿様』に息子・市川染五郎さん(19)と狂言舞踊で出演。そして第二部では『髪結新三』で弥太五郎源七を初役で勤め、さらに第三部では、小説家・京極夏彦さんが歌舞伎の舞台のために書き下ろした『狐花』に出演します。

公演前の取材で幸四郎さんは「ミステリー、“怪しく妖しい京極の世界”を堪能していただきたいです。僕の愛すべきキャラ『豆腐小僧』を主人公に小説を書かれたことをきっかけに大好きなり、早15年。『京極歌舞伎』ができる喜びを爆発させて勤めます」とコメントしていました。