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瀬古利彦 大会副賞に“ベンツ”をもらった

2021年12月4日 14:31
瀬古利彦 大会副賞に“ベンツ”をもらった
お笑いコンビ・おぎやはぎ(小木博明さん、矢作兼さん)がMCを務めるトークバラエティー番組『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』(BS日テレ)。4日の放送では元マラソン選手の瀬古利彦さん(65)をゲストに迎え、マラソン遍歴とともにこれまで乗り継いできた愛車について語りました。


■2台連続で乗るほどお気に入りの車種

現在の愛車『レクサスRX450h』に乗って登場した瀬古さん。2台連続で同車に乗り換えるほど愛用していて「便利なの。ぽーんと(ナビのボタンを)押すとさ、コンシェルジュが出てくるのよ」と、オペレーターがナビの目的地設定やレストラン・ホテル・航空券などの手配をしてくれるコンシェルジュ機能が気に入っていると明かしました。


■初めての愛車はぶつけてもいい中古車 免許取得前には“ベンツ”を…

瀬古さんは、32歳まで現役マラソン選手として活躍し、その半年後に運転免許を取得。33歳で初めて購入した車は、1987年にデビューしたという『日産 ブルーバード』でした。シンプル・スリム・スムースをテーマにした“THE SEDAN”な作りで、瀬古さんは「会社の人から“乗りやすいからこれがいいよ”って。中古車だったんだけど、ぶつけてもいいように」と購入理由を告白。矢作さんから「実際にぶつけました?」と聞かれると「相当ぶつけました」と即答し、笑いを誘いました。

実は、免許取得前でありながら車を所持していたという瀬古さん。『メルセデス・ベンツ・トランスポーター』の前で撮影した写真が紹介されると「ボストンマラソンで優勝したんです。これ賞金(副賞)だったの。でも本当は(車種がトランスポーターではなく)190Eだったの」と明かします。

当時、陸上競技連盟から「個人での使うのはだめ、チームで使うんだったらいいですよ」と言われたため、自ら不足分を出して190Eより大型の『メルセデス・ベンツ・トランスポーター』を購入したと話し、おぎやはぎの2人を驚かせました。


■矢作さんも「欲しい」逆輸入車とは

その後、38歳で父から譲り受けたという『日産 シーマ』の高級感や静かな乗り心地を絶賛するほか、44歳の時にはカナダ製上級ミニバン『ホンダ ラグレイト』をカナダから“逆輸入”したことを明かしました。

この車は世界初だという左右両側電動スライドドアが装備され、北米市場では『オデッセイ』の名前で販売。日本で生産されるものより大きいサイズの車体に驚くおぎやはぎの2人は「いい車!」「これ今欲しい!」と魅了されていました。3列目のシートが前後どちらにも向けられる仕様だと紹介されると、瀬古さんは「初めて知った」とびっくり。周りの笑いを誘いました。

番組の最後に、恒例の質問「瀬古利彦さんにとって車とは?」と聞かれると「“走る”より速いね」と答えた瀬古さん。矢作さんから「渋滞してると瀬古さんのほうが早いですよ」と言われると「マラソンの試走を車で行くんですよ、42キロ。3時間4時間かかりますから。走った方が速いなと思ったこと何回もありますよ」と元マラソン選手ならではの“車愛”を語りました。