AKB48、“チーム制”休止を発表 向井地美音「一致団結してAKB48全体を盛り上げるタイミング」
AKB48としては、約3年ぶりに声出し解禁となった今回の公演。本田仁美さん(21)の「みなさん! 声出す準備できてますか〜!? 叫べ〜!!」という掛け声でスタート。大声援が鳴り響く中、選抜メンバー16人が『大声ダイヤモンド』をパフォーマンス。その後『フライングゲット』『ポニーテールとシュシュ』『久しぶりのリップグロス』などアップテンポな楽曲を披露し、会場を盛り上げました。
コンサート終盤には『元カレです』『Everyday、カチューシャ』など、6曲を立て続けにパフォーマンスし、最後は18期研究生も含めた総勢79人で『根も葉もRumor』を披露。全32曲の本編を駆け抜けました。
柏木由紀さん(31)は「やっぱりみなさんの声があってのコンサートだなと思ったし、みなさんの声援をステージの上で聞いて、“あ、この一瞬のためにAKB48 やってるな”と思うくらい、こんなに温かくて優しくて熱いみなさんがいてくれたことが良かったなと改めて思いました。本当にありがとうございました!」と喜びを噛みしめながら感謝を伝えました。
■“チーム制”休止発表 向井地美音「いつかまた集まる可能性も」
そして、コンサート終了間近には立て続けに発表が。コロナ禍で8人に制限していたAKB48劇場公演の出演人数を、今年の秋から元の16人に戻すこと、現在のチーム制・キャプテン制を休止し、正規メンバーと研究生の新体制に移行、チーム制休止に伴い、8月4日~6日にKT Zepp Yokohamaにて、現チームによるファイナルコンサートを開催することが発表されました。
グループの総監督でもある向井地美音さん(25)は「私も(チームAの)キャプテンとしてやらせてもらってますし、まなか(田口愛佳さん・チームKキャプテン)、なるちゃん(倉野尾成美さん・チーム4キャプテン)、なーみん(浅井七海さん・チームBキャプテン)が一生懸命引っ張ってきてくれて、やっと初日(公演)から1年が経ってチームがまとまり出して、各チームの色が出てきたタイミングで…。今のチームが好きだと言ってくださるファンの方も増えてきたという実感があるので、休止というのはすごく…寂しいとしか言いようがないんですけれども…」と戸惑いを隠せない様子でコメント。
続けて、「チームごとの絆はこの1年ですごく深められたと思うので、これからはみんなが一致団結してAKB48全体を盛り上げるタイミングなんじゃないかなと思います。あと3か月くらいですが、今のチームでできる限り精いっぱい思い出をつくって最後締めくくれたらいいなと思います! まあ、休止なので! 解散とは言われてないので…! いつかまた集まる可能性もあるので、ぜひこれからもAKB48の応援をよろしくお願いします!」と決意を語ると、会場からは大きな拍手が起きました。
最後は全員で『オネストマン』を披露。この日1番の歓声に包まれ、コンサートは幕を閉じました。