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窪塚洋介 役立ったのは過去の経験 「派手に復活できたら良かったけど」

2023年2月10日 22:55
窪塚洋介 役立ったのは過去の経験 「派手に復活できたら良かったけど」
イベントに登場した窪塚洋介さん
俳優の窪塚洋介さん(43)が、主演した映画『Sin Clock』の公開初日舞台挨拶に登壇し、本作を演じる上で役に立ったという経験を明かしました。

映画は窪塚洋介さん演じる、家族にも仕事にも見放され、どん底の人生を生きるタクシードライバーが偶然の連鎖に導かれながら、たった一夜の人生逆転計画に挑む姿を描いた物語です。

イベントでは“逆転劇”が描かれたストーリーにちなみ、逆転エピソードを聞かれた窪塚さんは「いろんなところでしゃべってるんですけど…某マンションから落っこちたことがあって…」と2004年の転落事故について触れ「(事故の後)派手に復活できたら良かったんですけど。でも、実際は地味な作業で、地道にちょっとずつ自信を取り戻していた」と明かしました。さらに、当時を振り返り「そのときのやるせなさっていうものは今回の役を演じる上ですごく役に立った。何でも芸の肥やしになるんだなと思った」と語りました。

また、本作で18年ぶりに邦画長編映画の単独主演を務めた窪塚さんは、撮影を振り返り「18年ぶりって出てますけど、そういう認識はなくて、頼れる共演者や監督と一丸となってつくれた作品なので、そういう風に思わなかった。というか思う隙もなく楽しんでやりました。自分の培った“見たくない”と思って捨てておいた感情も思い出しながらやりました」と振り返りました。