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吉永小百合、平和のために「1つでも行動していくことが大切」 詩の朗読で思いを伝える

2025年3月22日 12:05
吉永小百合、平和のために「1つでも行動していくことが大切」 詩の朗読で思いを伝える
吉永小百合さんが『東北ユースオーケストラ演奏会 2025』に出演
俳優・吉永小百合さんが21日、東京・サントリーホールで開催された『東北ユースオーケストラ演奏会 2025』に出演。平和への願いを込めた詩を朗読しました。

『東北ユースオーケストラ』は東北の復興支援を目的に、2023年に亡くなった音楽家・坂本龍一さんが立ち上げたプロジェクト。東日本大震災の被災三県(岩手・宮城・福島)を中心とした小学生から大学生までの楽団員で構成され、プログラムごとに楽団員の編成を変えながら活動しています。

■2016年から継続して参加 平和を願う朗読

吉永さんは2016年の第1回から定期演奏会に出演していて、今年で8回目の参加となりました。

今回、坂本龍一さん作曲の楽曲に合わせて、福島出身・和合亮一さんの『詩の黙礼より』、広島出身・大平数子さんの『慟哭』、沖縄出身・安里有生さんの『へいわってすてきだね』の3つの詩を朗読しました。

吉永さんは朗読を終え、“平和への思い”について聞かれると、「私は俳優ですから、こうやって皆様に言葉で、自分で詩を探して聞いていただくことで何か伝えられるかしらといつも思っている。それぞれ皆さん考えて、何でもいいから1つでも行動していくことが大切なのではないかと思います」と呼びかけ、「世界中のみんなで(平和について)考えていかなきゃいけないと、今日また切に思っております」と語りました。

最終更新日:2025年3月22日 12:05
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