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村上春樹、6年ぶり新作は『街とその不確かな壁』 “純度100パーセントの村上ワールド”

2023年3月1日 21:35
村上春樹、6年ぶり新作は『街とその不確かな壁』 “純度100パーセントの村上ワールド”
村上春樹さんの新作『街とその不確かな壁』(C)新潮社
小説家の村上春樹さん(74)が6年ぶりに刊行する新作長編小説のタイトルが、『街とその不確かな壁』に決まったことが発表され、あわせて表紙のデザインも公開されました。

村上さんの新作『街とその不確かな壁』は、2017年2月の『騎士団長殺し』(第1部顕れるイデア編、 第2部遷ろうメタファー編)以来、6年ぶりとなる書き下ろし長編小説となり、400字詰め原稿用紙1200枚に及ぶということです。4月13日に発売され、価格は2970円(税込)となります。

新潮社の発表によると、「その街に行かなくてはならない。なにがあろうと――〈古い夢〉が奥まった書庫でひもとかれ、呼び覚まされるように、封印された“物語”が深く静かに動きだす。魂を揺さぶる純度100パーセントの村上ワールド」と紹介されています。

表紙は、イラストレーターのタダジュンさんが担当しており、村上さんの長編小説としては初めて、刊行と同日に電子書籍が配信されるということです。
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