宮藤官九郎、水道料金を滞納する役で映画出演 「宮藤さんしかいない」監督が力説
■宮藤官九郎「俺でよければ…」と出演を快諾
生田さん演じる、水道料金を滞納する家庭の水を止めて回る業務を行う水道局員・岩切俊作が、日照り続きの夏に給水制限が発令される中、家に取り残された幼い姉妹と出会い、心の渇きにもがきながらも“生の希望”を取り戻していく物語。宮藤さんは、水道料金を滞納する伏見を演じています。
本作でメガホンを取った髙橋正弥監督は、宮藤さんや相米慎二さん、市川準さんら名だたる監督の作品で助監督を務めていました。
宮藤さんは、髙橋監督との出演交渉について明かし、「“最初に水道を止められる役は宮藤さんしかいないと思ってた”と力説された時には戸惑いましたが、 髙橋監督には数々の現場でずいぶん助けられましたので、俺でよければ水道止めて下さいと快諾しました」とコメント。
続けて、「とても切なく過酷な物語ですが、社会の理不尽を描くだけでは終わらない希望の光が見えた気がしました。公開おめでとうございます」と語っています。
映画には、門脇麦さん(30)、磯村勇斗さん(30)、尾野真千子さん(41)らも出演します。