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岸井ゆきの 2022年は「いろんな表情を映してもらった年」 独自のストレス解消法も明かす

2022年12月26日 22:10
岸井ゆきの 2022年は「いろんな表情を映してもらった年」 独自のストレス解消法も明かす
2022年、映画やドラマで大活躍の岸井ゆきのさんにインタビュー
2022年だけで映画5本、ドラマ4本に出演し大活躍の岸井ゆきのさん(30)にインタビュー。公開中の主演映画『ケイコ 目を澄ませて』でプロボクサー役に挑むなど、挑戦し続ける岸井さんに役作りやストレス解消法などについて伺いました。

映画『ケイコ 目を澄ませて』は、生まれつき両耳が聞こえないプロボクサーのケイコがさまざまな感情の間で揺れ動きながら、ひたむきに生きる姿を描いた物語。ケイコを演じた岸井さんはボクシング未経験ながら3か月間練習を重ね、撮影に挑みました。

――撮影で苦労したことは?

撮影は日々、魂込めてガッとやっていたので、大変ではあったんですけど、苦労っていう点になると準備期間の方が大変だったかなと思います。トレーニングと手話と練習をずっと重ねていったので。その時間は苦労ではないですけど、ハードではありました。


――どのくらい練習して撮影に挑んだ?

3か月練習して1日のトレーニングの長さは2時間ほどだったんですけど、それを週5ぐらいやっていましたね。やればやるだけパンチ速くなるし、筋トレすればするほど筋肉つくし。そういう時間は楽しかったし、ボクシングというものを好きになりましたね。劇中でも何度か出てくるんですけど、コンビネーションミットは私も得意だったし、高みを目指しやすくもあり、必ずやっていましたね。


――岸井さんにとってこの作品はどのような存在?

(各国の)国際映画祭もベルリン(で上映されたこと)もそうですし、(16mm)フィルムで撮影するっていうこともそうだし、肉体を使うってこともそうだし、どこをとっても特別になったなと思います。

■俳優は“ずっと新鮮なもの”「いまだに緊張する…」

2009年にデビューし、今年で俳優生活13年を迎えた岸井さん。2019年公開の映画『愛がなんだ』では第11回TAMA映画祭最優秀新進女優賞、第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど存在感のある演技で、現在は映画、ドラマ、舞台など幅広く活動しています。

――岸井さんにとって“俳優”とは?

ずっと新鮮なものですかね。いまだに緊張するし、いまだに新しい台本とか、“どうやって覚えていたんだっけ?”とかすぐになります。


――今も緊張している?

インタビューは緊張します。セリフがある方がまだ練習できるし、緊張しますけどね。舞台の幕が開く直前とか、ずっとバクバクヒヤヒヤして、もう体温すごく下がっちゃったりします。

■岸井流のストレス解消法“寝るのは最強”

――岸井流のストレス解消法は?

寝るのは最強。本当に疲れも取れるし、なんか気持ちいいし。本当は昼まで寝ていたいみたいなあるじゃないですか。それを週に一回くらいやるのが好きで。普段は結構、顔がむくみやすいので、枕をちゃんとしてちゃんと寝るんですけど、そういう時はもうバフッてなって、そのまま朝まで。顔に寝痕とかついていますけど、そういうのもストレス発散というか。幸せ。


――岸井さんのマイブームは?

映画館に行きたいんですよね。遮断されるじゃないですか。今生きている生活と仕事も全部。真っ暗になって。ちょっとスクリーン開いて始まるっていうのがまず好き。何か違うところに一旦連れ出してもらえる感じが好きですね。もちろん、物語も好きなんですけど、あの空間がまず好き。全員が携帯の電源消して。最初から最後まで静かにその映画を見るっていう時間がとても好きです。


――岸井さんにとって欠かせないものは?

映画。(無くなったら)もう困ります。守っていきます。私に何ができるんだって話ですけど、困りますよ。本当に困る人はいっぱいいると思うな。


――今後挑戦したいことは?

お仕事は動物とか自然とかと関わるものがあったらやってみたいなと思って。発芽するとか、土を触るみたいな映画があったらいいなって漠然と思ったんですよね。それが画面を通して伝わるのかは分からないけど。すごく人間の中身の部分が映るんじゃないかなと思ったので、そういうことをやってみたいなと思いました。

■2022年の漢字は“映” 「いろんな表情を映してもらった年だったな」

今年だけで映画5本、ドラマ4本に出演した岸井さん。大活躍だった2022年を漢字一文字で振り返ってもらいました。

――2022年の漢字は?

映画の「映」。今年5本の映画が公開して、いろんな表情を映してもらった年だったなと思いました。他のドラマもやりながらいろんな公開もあったりとかしたので、ちょっとスケジュール的にはバタバタしていたかなと思って、来年はゆっくり一個一個やっていきたいなって思っています。